壁収納ベッドにおけるインセットとアウトセットについて

2024年11月6日

ここでは、壁収納ベッドにおける、インセットとアウトセットの違いについてご説明いたします。

一般的に、家具はアウトセットで作られています。この特徴が見た目が綺麗であることがあげられます。ただ、壁収納ベッドの時には、ベッドモードにした時に、注意が必要です。

以下の写真はアウトセットの場合のイメージ図ですが、アウトセット(斜線の部分)の場合、ベッドの上げ下げや、ベッドメイキングの時に、足の甲をケガをしやすいのが難点です。車いすの移動の際も、傷をつけやすいといったデメリットがあります。弊社も以前は、アウトセットで製作して頂きもありました。

ですが、最近では、見た目より、安全面を重視し、お客様に説明をし、インセットで製作をしております。周りに、壁面収納をつける場合も、趣旨をご説明しております。

もう一つインセットのメリットは、マットレスの通気性がアウトセットよりも良い、ということです。

ベッドの枠とフロントパネルの間に、隙間があるのがおわかりでしょうか。この隙間が、マットレスの通気性をよくする意味合いがあります。

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